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家賃や予約金の国際送金はお勧めしない~注意点と送金方法~バンコク

日本からタイへ国際送金時の注意事項や送金方法~バンコク家賃払い方~

日本の銀行からタイの銀行に国際送金する際は注意が必要。銀行によって必要情報が違ったり、手間がかかるのでお勧めできない。

 

国際送金日本タイ

バンコクとそれ以外の国の移動が多い方や、日本にメインの滞在拠点を置き、荷物の置き場やリゾート用物件としてタイでお部屋を借りる方よく問題となる事例の1つである。1言で言うと、国際送金でオーナー様の口座に直接振り込む事はまったくお勧めできない。銀行毎で必要情報が変わるし、国際送金に必要な情報をオーナー様に尋ねたところで慣れておらず、すぐ回答がこなかったり、最悪わからないと言われて、時間がかかっているうちに家賃未払いとなり、家賃支払い遅れによって契約破棄される可能性がでてくる。多くの国でもそうだと思うが、賃貸契約は基本的に長期滞在者向けにすべてが決められていたり、バンコクに滞在している事を大前提として、決まっている事が多い、入居者の都合で、バンコクに滞在していない事で発生してしまう問題にオーナーの過失は存在しない事が大半だろう。長期でバンコクにいなくても、問題が起きないように事前に準備しておく事が筋になってしまうかと思います。バンコク程日本人が沢山住んでいる場合、多くの事はGoogleで調べたら回答や解決法が検索できる事が多い。異国でのストレスのない生活を送るために、常に調べる事を忘れない事も大切かもしれない。

 

 

なぜ国際送金をお勧めできないか

最初にも述べたが、まずバンコクの賃貸市場は、バンコクに長期滞在する人向けにすべての事項が決まって(常識化して)いる事が多い、契約前に国際送金と言ってしまうと、当然オーナー様は家賃を取り損ねるリスクや、それが面倒だと感じてしまい、よい印象を与えないかもしれない。外国人がタイで住むのに、大家であるタイ人の印象を下げるのは賢いやり方ではないかもしれない。まずは日本の銀行からタイの銀行に国際送金をお勧めできない理由を過剰書きにしてみた。

・契約書には、国内送金に必要な情報しか書かないのが常識である。

・オーナー様は日本からタイに国際送金するためのルールを知らない。日本の銀行がこうだから!なんて言い訳が通じるはずもない。

・国際送金には営業日ベースで3-7日間ほどかかる場合が多い

・不足情報や銀行間で問題があったときに、送金履歴があっても、着金されないケースがあり、日本の銀行側で確認したり、タイの銀行側で確認する必要性(問題)が出てくるが、これは入居者側の都合であって、オーナーへの言い訳には使えない。タイ側の確認でわざわざオーナー様に銀行に問い合わせしてもらうのだろうか?

・国際送金に必要な情報をオーナー様に確認しないといけない。確認しても回答がちゃんと帰ってこないケースがある。時間も労力もかかる。

・銀行によって、入金側で手数料(100-300thb)かかるケースがある。着金してみないとわからない事が多い

・国際送金に必要な準備や銀行間のリードタイムによって、支払い遅れが発生してしまうと罰金や、家賃支払い遅延による契約破棄をオーナー様に実行されてしまう可能性がある。

デメリットは山積みである。事前にタイに数か月分の家賃を振り込んでおく、預けておく等、準備をしていくと、問題があっても解決のために早めに動く事ができるのでよいだろう。支払い遅れとなってから動きだしてからでは、遅すぎる事が多い。

 

 

 

 

2.国際送金に必要な基本情報

国際送金をお勧めしない理由は述べたがそれでも会社や仕事のスケジュールの調整ができず、国際送金をしないといけない場合もあるだろう。そんな方向けに、国際送金に必要な情報を下記

【国内送金の際に必要な基本情報】

Bank Name(銀行の名前)
Account Name(口座名義人の名前:フルネーム)
Account Number(口座番号)

*厳密には、銀行の名前口座番号だけあれば、送金は可能である。またPrompt Payを使えば、携帯番号だけでも送金できるようです。

【国際送金の際によく必要とされる情報】

account holder address :口座名義人の住所
Swift code : スウィフトコード
Account Type : 口座種別
Branch Name : 口座開設した支店名
Branch address: 支店の住所
Branch telephon number:支店の電話番号

 

 

3.自分名義の口座への送金の場合、必要情報が少なるなる?

国際送金とは言え、日本の銀行側の名義人の名前と、タイの着金側の銀行の名義人の名前が同じ場合は、必要情報が少ないケースもあるようだ。タイに銀行口座がある場合、事前に国際送金に必要な情報(自分の口座の情報)を確認しておこう。

 

4.請求書が必要?

他人名義の口座に国際送金をする場合、過去何度か請求書を求められた事があった。実例をベースに記載しているため、他人名義の口座に国際送金をする場合、事前に請求書をいただいておくのが安心である。

 

5.ネットバンクを開いておこう

タイでビジネスビザ(Business Visa)をもっている場合、ネットバンク(インターネットバンキング)の口座を作る事ができる。ネットバンクを開いて、数か月分の家賃を口座に入金しておけば、不足の事態があっても、問題なく送金が可能になるだろう。

 

6.最後に

タイでどんな事情があれ、家賃の支払い遅れは全て入居者側の都合であって、オーナー側の過失となることはないだろう。日本国内の送金は当たり前に知っているだろう。タイに住み始めたばかりであったり、タイがメインの滞在拠点ではない場合、タイ国内の送金は当たり前に知らない事になる。そして、国際送金となると、もっと当たり前に知らなくなってしまうだろう。「お金の切れ目が縁の切れ目」「お金の問題は最も信頼をなくす」という言葉があるが、入居者都合の家賃の支払い遅れで、その罰金の交渉や、支払い遅延に対する交渉は、まったくオーナー様の過失とならない為、困難な交渉となってしまうだろう。アパートであれば、問答無用に罰則金の課金や、契約破棄されてしまう。事前に知っておくこと。対策をしておく事で回避できる項目である。一度お金の問題を発生させてしまうと、退去時の破損等の交渉の不利になる可能性だってある。

しっかりと対策をして少しでも問題なく、タイでの滞在生活ができるような役立つ情報となることを切に願います。